海外向けECサイトを構築するには

海外向けECサイトを構築する場合、事前に調査・計画するべきポイントをまとめました。

商材とターゲット

売るべき商材と、どこの誰に向けて販売するのかを考えます。例えば

  • アパレル商品を若い女性の一般消費者に向けて販売したい
  • 工業用部品を海外の自動車工場や法人に向けて販売したい

といった事柄です。
一般的にはECサイトは専門性が高いサイトの方が成功率が高いので、複数の商材を複数のターゲットに向けて販売したい場合はECサイトを複数作成しましょう。

商材とターゲットを決定すると、それに従ったECサイトの機能選定や集客、運営方法になります。全ての基礎になる部分ですので、しっかりと明確化しておきます。

競合となるECサイトや商品の調査

ECサイトの構築を始める前に、競合となるECサイトや商品の調査を行います。購入者は自分のECサイトだけを見るのではなく、他のオンラインストアと比較検討して購入します。これらの競合に対してどのような利点がアピールできるのかを検討します。

予算と販売計画

必要な予算には以下のようなものがあります。

  • 商材の仕入代金
  • 倉庫/在庫管理費
  • 配送料金
  • ECサイトの構築費
  • ECサイトの運営費
  • 広告宣伝費

特にECサイトの開設直後は、最低でも月額5万円程度の広告費を見込んでおかないと成果が出ません。販売計画でもこれらの費用を念頭に売上を計画しましょう。

ECサイトの構築

商品やターゲットに見合ったECサイトシステムを選び、デザインを構築します。売り方に合った機能のあるシステムが重要です。予算と機能のバランスがとれたECさいとを構築します。
ECサイトの構築についての詳細はこちらの「ECサイトの構築手段」をご覧ください。

また対応言語はできるだけ少なくした方が運用コストが低く抑えられます。特定の国向けに特化したECサイトではなく、世界全土へ向けて販売や配送を行う場合は英語でのサイト運営・構築を行うと効率がよいでしょう。対応言語についてはこちらをご覧ください

決済・配送

海外ではクレジットカードや配送時のトラブルが大変多くなっています。
決済にはPaypalを使用するとカード詐欺を防ぐことができます。

また配送にはEMSが手軽で安全性も高いのですが、送料が高額になりがちなのが難点です。ECサイトの送料についてはこちらもご覧ください

日本からの発送の場合、配達までの日数がかかることもネックとなる場合があります。ある程度取扱い点数が多くなってきたら、フルフィルメントサービスの活用も検討しましょう。

この記事の執筆者: 松岡 梨沙

合同会社ジャパンライブデザイン 代表取締役 / 日本事業戦略総合研究所 研究員 2000年よりWebマーケティング業界に携わり、3つのベンチャー企業のスタートアップに参画。その経験を生かし、日本の優れたものづくり企業や地場産業の支援を行うため合同会社ジャパンライブデザインを創業する。 日本の文化、流行、優れた製品情報等を広く海外に伝える英語Webマガジン「Ginkgo Telegraph」を運営。世界30ヶ国で広く愛読されている。 Google

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