海外向けWEBサイトは何カ国語に対応したらいいの?

「せっかく多言語サイトを作るのだから、色んな国の方に見てもらいたい!英語に中国語に韓国語にフランス語に……6カ国語対応にしてください!」
と仰られる方がいらっしゃいます。

色んな国の方に見てもらいたい!という気持はとても素晴らしいのですが……
そんなにたくさんの言語に対応して、「後」は大丈夫でしょうか?

Webサイトは開設がゴールではありません。むしろ、開設した後から如何に更新を続けるかが勝負です。
その時に6カ国語対応をしていたらどうなるでしょうか?
新しい記事を追加する旅に6カ国語に翻訳するのですから、翻訳コストが6倍かかります!
維持費がものすごく高額になってしまうのではないでしょうか?

また、そのWebサイトを見た海外のお客様はどう思うでしょうか。
「あ、このWebサイトはベトナム語で書いてある!きっとこのお店はベトナム語が通じるんだ!」
と思うのではないでしょうか。
当然、そのお客様はベトナム語でお問い合わせをしてきたり、ベトナム語対応を期待して来店したりしますよね。
でも、本当はベトナム語対応ができなかったとしたら、どう思われるでしょうか?

Webサイトの言語は、本当に自社や自店で対応できる言語に絞って選んで下さいね。
どうしても多くの言語に対応したい場合は、Google等の自動翻訳の設置をおすすめします。
そうするとお客様も
「あ、自動翻訳でやってるのね。本当にこの言語に対応している訳じゃないんだ」
と理解してくれます。

海外向けWebサイトの言語は、基本は英語、客層によっては中国語、余力があれば他言語にも対応していく、くらいがよいかと思います。
もちろん、最初からターゲット国が明確になっている場合はその国の言語を用いて製作しましょう。

この記事の執筆者: 松岡 梨沙

合同会社ジャパンライブデザイン 代表取締役 / 日本事業戦略総合研究所 研究員 2000年よりWebマーケティング業界に携わり、3つのベンチャー企業のスタートアップに参画。その経験を生かし、日本の優れたものづくり企業や地場産業の支援を行うため合同会社ジャパンライブデザインを創業する。 日本の文化、流行、優れた製品情報等を広く海外に伝える英語Webマガジン「Ginkgo Telegraph」を運営。世界30ヶ国で広く愛読されている。 Google

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