外国語を話せるスタッフがいない時の外国語対応

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海外ビジネスを始める前の悩みで最も多いものが外国語対応の問題です。英語などの外国語を話せるスタッフがいない場合、どうやって対応したらいいのでしょうか?

対応の方法には大きく分けて以下の3通りがあります。

  1. 語学ができるスタッフを新たに雇い入れる
  2. 今いるスタッフを教育する
  3. 外国語対応をアウトソースする

以下にそれぞれの特徴、メリットやデメリットを解説します。

語学ができるスタッフを新たに雇い入れる

長期的な対応を行う予定なら、語学ができるスタッフの採用が一番おすすめの方法です。日本人で外国語が堪能な人を探すほか、LinkedInなどのWEBサービスを活用するとネイティブの外国人の求人も簡単に行えます。
また紹介予定派遣を活用すると、能力や性格にミスマッチのない採用が可能です。

フルタイム勤務の必要はなく、週に数回や数時間などの短い時間のみ来てもらえればいいのであれば、アルバイトや人材派遣での求人が手軽です。留学生を対象にしてアルバイトを探すと、語学に堪能なスタッフが安価で採用できます。また人材派遣を活用すると、求める語学力のある人材がすぐに確保できます。

今いるスタッフを教育する

新たにスタッフを採用する余裕がない、既に業務知識を十分に持ったスタッフを活用したい、などといった場合は、今いるスタッフに語学教育を行います。
語学教育となりますと英会話学校に通う、といった方法が最初に考えられますが、費用や時間の面であまりおすすめはしません。外国語会話を学習するには「電話英会話レッスン」をおすすめします。

電話英会話レッスンとは電話を利用した英会話レッスンで、お手持ちの携帯電話やSkypeをインストールしたPCなどで受講できます。以下のようなメリットがあります。

  • 通学の必要がなく、時間短縮になる
  • 1レッスンが数百円程度と安価
  • 1つのレッスンが10分程度なので時間をとらない
  • 空いた時間を利用してこまめな受講が可能
  • 早朝や深夜の受講も対応
  • ビジネス目的や旅行目的など多様な目的に対応可能

外国語習得のコツは、できるだけ短期間に集中して学習することです。週に1回英会話学校にいく、といったスタイルの学習では成果が出にくく、3か月間集中して毎日学習する、といった方法が効果的です。一回当たりの料金が安く、まとまった時間を必要としない電話英会話レッスンは通常の英会話学校よりも高い効果が期待できます。

またできるだけコストをかけたくない語学学習には、無料で使用できるlang-8というWEBサービスがおすすめです。会話ではなく記述のみですが、ネイティブの外国人から添削が受けられます。

外国語対応をアウトソースする

「これから外国語対応を始めるけれど、可能な限り導入コストをかけたくない」「たまに来る外国人のお客様や外国語のメールに対応できればそれでよい」という場合、以下のような方法があります。

電話通訳

通訳者に来てもらうのではなく、お手持ちの電話を使って通訳をお願いするサービスです。外国人のお客様がお見えになった場合にあらかじめ決められた電話番号に電話をし、その電話をお客様に渡して通訳者と会話していただきます。
ハンズフリーや24時間対応のサービスも多く、急に通訳が必要になった際にも安心です。

指さし会話集

よく利用されるフレーズの日本語と外国語対訳がセットになったシートで、飲食店などに大きな効果があります。スマートフォンアプリの形式で配布されているものもあります。
最近では自治体や地域の観光協会で配布されているケースも多くなっています。

商社の活用

メーカーなど自社製品の輸出を行う場合、海外対応を商社や海外販売代理店に一任するという方法もあります。この場合電話やメールなどでの問い合わせ対応はもちろんのこと、契約から納品、販売管理まで一切を任せることができます。
ただしこの場合でも製品カタログや公式WEBサイトの設置は自社の責任で行う必要があります。詳しくは「海外ビジネスの6段階」をご覧ください。

また商社を経由して販売を行う場合、通例は手数料として売上の20%程度がかかります。

お問い合わせ翻訳サービス

メールでのお問い合わせ対応に特化した「お問い合わせ翻訳サービス」をご提供しております。翻訳料は月額5000円の定額制で、ご利用のなかった月は翻訳料が発生いたしません。
「英語WEBサイトを設置したいけれど、お問い合わせに対応できない」
「たまに外国語のメールが来るけれど対応できずに困っている」
という方におすすめです。

この記事の執筆者: 松岡 梨沙

合同会社ジャパンライブデザイン 代表取締役 / 日本事業戦略総合研究所 研究員 2000年よりWebマーケティング業界に携わり、3つのベンチャー企業のスタートアップに参画。その経験を生かし、日本の優れたものづくり企業や地場産業の支援を行うため合同会社ジャパンライブデザインを創業する。 日本の文化、流行、優れた製品情報等を広く海外に伝える英語Webマガジン「Ginkgo Telegraph」を運営。世界30ヶ国で広く愛読されている。 Google

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