海外配送の基本は手軽なEMS

海外への物品販売や輸出において気になるのが配送の問題です。
海外へ製品を輸出するには、いちいち貨物船やコンテナを手配しなければならないかも……と心配してはいませんか?

家具などの大型製品や大量の物資を輸出するならともかく、小型の製品や段ボール箱がいくつか、といった程度のものでしたら、いちいち面倒な貿易手続きを行う必要はありません。
日本郵便が提供している宅配便感覚で海外に配送できるサービス「EMS(国際スピード郵便)」を使うのが手軽で安全です。

EMSは

  • ひとつ30kgまでの荷物を送れる
  • ほぼ全世界への配送に対応
  • 荷物の追跡・配達状況の確認ができる
  • 航空便なので早く荷物を送れる
  • 最高200万円までの損害補償がある

といった、海外配送にはいたれりつくせりの特徴があるサービスです。
もちろん、通常の郵便小包のサービスである集荷サービスも利用できますし、たくさんの荷物を取り扱う場合には割引サービスも受けられます。
EMSは全世界の郵便局等と連携して配送を行うサービスなので、相手国内での配送についてはその国の業者に任されることになります。国によっては日本よりもサービス水準が下がったりしますが、大体は安全に配送が行われますし、いざという時にも損害補償があるので安心です。

EMSの伝票はお近くの郵便局で配布しています。普通の宅配便伝票より書くところや枚数がちょっと多いのですが、記入例はEMSのWEBサイトに詳しく記載されています

また、法人向けには別途コンサルティングサービスが用意されています。EMSのWEBサイトから申し込むか、お近くの郵便局までお問い合わせください。

海外配送は最初は手軽なEMSを使い、段々と海外ビジネスに慣れてきて、代理店等を介しより多くの荷物を扱うようになったら船便などの手段を検討するとよいですね。

また、より短い期間での配送が必要な場合、あるいは細かい配送状況の追跡が必要な場合などはFedExの配送サービスもおススメです。EMSよりは高額なのですが、配送期間の短さと一つの会社がトータルで配送を請け負う安心感から、法人や精密機械類の配送によく利用されています。

この記事の執筆者: 松岡 梨沙

合同会社ジャパンライブデザイン 代表取締役 / 日本事業戦略総合研究所 研究員 2000年よりWebマーケティング業界に携わり、3つのベンチャー企業のスタートアップに参画。その経験を生かし、日本の優れたものづくり企業や地場産業の支援を行うため合同会社ジャパンライブデザインを創業する。 日本の文化、流行、優れた製品情報等を広く海外に伝える英語Webマガジン「Ginkgo Telegraph」を運営。世界30ヶ国で広く愛読されている。 Google

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